歳を取ると時間の使い方が下手になる

今回は時間の使い方を忘れた爺さんに
時間の使い方を(今さらながら)思い出してもらいます。笑

あなたが定年退職者なら、これからの内容は
きっと心当たりがあることでしょう。

 

目次

定年退職して変わったこと

現役世代のころは毎日がものすごく忙しくて、
いかに時間通りに仕事を終わらせるか
日々苦闘していた人も多いことでしょう。

で、定年退職してみると
時間は毎日24時間フルに何をしてもいい。

会社を辞める前は
辞めたらあれをやろう、これもやろう、と
やりたいことが山のようにあったのでは?

で、「会社を辞めたらやることリスト」なんて
マジで作っていた人もいるんじゃないですか?

でも実際に会社を辞めてみると、
まずはのんびり過ごして、サラリーマンの垢を落としてから
先のことは考えよう、なんて思うわけです。

私もそうでした。

やりたいことは山のようにあるのに
まずは長年の疲れを癒やしてから・・・なんて。

で、どうなったと思います?

はい、ご想像の通り毎日時間を無駄にして過ごしています。

あ、あれやらなきゃな・・・とは思うものの
他にやることを思い出したり、妻から買い物を頼まれたりすると
そっちをやっているうちに本来やるべきことが出来なくなるんです。

いかんいかん、明日はちゃんとやろう。

なんて思うものの、明日になればなったで
またさまざまな横やりが入ってしまいます。

まあいいか、
時間はあるんだし締め切りがあるわけじゃないし。

そんなことを考えて過ごしているうちに
やるべきことをやらない生活が「普通」になってしまうんです。

外乱なんていくらでも入りますよ。

やっと仕事をする気になって机に向かうと
宅配が荷物を持ってくるとか、

仕事がはかどり始めると
「あなた、お風呂に入っちゃって」と言われて
仕事を中断せざるを得なくなるとか、

食事の時についビールを余分に飲んでしまい
酔いが回って仕事をする気がなくなってしまったとか、

などなど・・・

 

時間の使い方が下手になっていく

現役の時は仕事をしに会社に行っていましたよね。
当たり前ですが会社というのは仕事をするための場所です。
ですから会社に行けば仕事に集中できたんですよ。

でも定年退職すると、あなたの仕事場は自宅になるわけです。

自宅って奥さんはいるだろうし子供や孫もいるでしょう。
そして仕事に集中できなくなる出来事が矢継ぎ早に
次々に起きるんですよ。

さらに会社のように「やらなければならない」という縛りが
弱いですから、ついつい流されてしまいがちになります。

縛りが弱くなることで、あなたは徐々に時間の使い方が
いい加減になっていくんです。

良い変えれば時間の使い方が下手になっていく。

爺さんなら誰でも程度の差はあれ、そうなります。

このままじゃダメだ!

ということに気付きましょう。
そしてこのままじゃない状況を作りましょう。

 

時間を無駄にしないために思い出せ

もう一度、現役世代のときのように毎日の時間をしっかりと
そして丁寧に使うようにしましょう。

ただ何となく「今日はあれをやろう」とか思っているだけじゃ
絶対に出来ませんよ。これは保証します。

じゃあどうするか。

前日の夜寝る前か、朝起きてすぐに
今日1日にやることを書き出しましょう。

仕事とかだけじゃなく、思いつくことすべてです。

たとえばこんな感じ。

6時 起床、歯磨きのあとストレッチをして30分散歩する
7時 朝食、食べながらワイドショーを見る
8時 家事、掃除と洗濯、ゴミ出し
9時 仕事、メールチェック、必要なら返信
10時 仕事、データ収集結果の確認と精査・集計・・・

みたいな感じで1日にやることを細かく書き出していくんです。

で、それを見ながら1日を過ごすことで
何となく外乱に流されてしまうということが減ります。

それでも予期しない出来事や想定外のことは起きますから
あまりギチギチにスケジュールを詰めすぎると
にっちもさっちも行かなくなります。

これって、普段のあなたの1日を書き出すだけのことなんですが
これをするのとしないのとでは物事の進捗が驚くほど変わります。

それはやってみれば分かります。
あなたもきっと驚きますよ。

この「書き出す」作業は紙に書いてもいいですし
スケジュールソフトなどを活用してもいいです。

あなたがやりやすい方法で
1日のやることを「見える化」すればいいんです。
そうすることで1日がすごく整理されますから。

参考までに、私はPC用のソフトを使っています。

私のPCはMacですので、
Mac用のスケジュール管理ソフト「Things3」
というのを使っています。

このソフトは、日ごとにやることを入力するだけで
ひとつずつをチェックリスト化してくれるんです。

そして終わった作業にはチェックを入れることで
リストから項目が消えていきます。

ひとつやることが終わるたびにチェックを入れる。
チェックリストから項目がひとつずつ消えていく。
やることが全部終わるとチェックリストが空になる。

これ、結構気持ち良いですよ。

このソフトはMac専用ですが、
Windows用のスケジュール管理ソフトにも
似た機能のものがあると思いますので探してみるといいですよ。

これ、PCではなく紙に書いても同じことです。

終わった項目からひとつずつ
リストに取り消し線を引いていけばいいんです。

そうすればソフトでやっているのと同じように出来ますよね。

自分が今日1日、何をどれだけやればいいのか
それをリスト化することで無駄な時間が不思議となくなるんです。

サラリーマン時代には似たようなことをやっていた人も
なぜか定年退職してしまうとやらなくなるんです。

難しいことでもなんでもありません。

試してみるといいですよ。

ということで、今回はこのへんで。
最後までお読みいただきありがとうございました。

 

編集後記

最近、万年筆に凝っています。

最近といってもここ10年くらいですが
いろいろな万年筆をそろえて書き味の違いを楽しんでいます。

万年筆って、他の筆記具とは全く違うんですよ。

ただ「字を書く」ためのものでは決してない。笑

書くことでとても気持ちが安らぐんです、不思議と。

誰かに聞いたことがあるんですが
万年筆で字を書いているとき、人の脳波は
アルファ波になるんだそうです。

アルファ波という脳波はリラックスしたときに出るもので
普段起きて生活しているときには脳波はアルファ波には
なりません。

つまり万年筆で字を書くという行為は
リラックするする行為だといえるんですね。

これは他の筆記具では決して起きないことだそうです。

そのせいでしょうか、
万年筆って字を書けば書くほどハマっていく感じがするんです。

そういう意味では万年筆って
特別なものなんですね。

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