先日の記事で
基本的に読者はあなたの記事を読まない
という話をしました。
これね。
https://maibara.jp/adsense/230105.html
私たち情報発信側としては
読者にとって有益な情報を届けようと
一生懸命に記事を書くわけです。
ところが読者はそれを読んでくれない。
目次
読者が記事を読まない理由
その理由は
読者は知りたいことを
極力「ラクして」手に入れたいから。
読まずに知りたいことの答えが分かるなら
それに越したことはないと考えます。
ですからあなたの記事に
どんなに有益なことが書かれていようとも
長い記事を最後まで読まないと
答えが分からないなら・・・
読まずに別の記事に移っていきます。
しんどいこと、大変なことは大嫌い。
それがあらゆる読者に共通している点です。
この記事、
なんか有意義なことが書いてあるっぽいけど、
文字ばっかで読みにくそう・・・
やーめた、他の記事を探そう
といった具合に。
そこを理解するかしないかで
記事に対する施策が変わってくることは
お分かりですよね。
多くの人は
いかにして記事を読んでもらおうかと
その方法を模索します。
この考え方は間違ってはいませんが
それが分かれば誰も苦労しないわけで。
で、発想を変えてみる。
いかにして記事を読んでもらうか、ではなく
読んで貰えなくても稼ぐ方法はないものか、と。
じゃあ読者はどこまでなら記事を読んでくれるのか
を考えると、
・まったく読んでくれない
・タイトルや目次くらいは読んで(見て)くれる
・記事の途中までは読んでくれる
・最後まで読んでくれる
それぞれの場合について考えてみましょう。
全く読んでくれない
これはあなたの記事を開いてみたけれど
何らかの理由で興味を失い
そのまま読まずに閉じられてしまうケースです。
開いたときに目に入る記事の先頭部分の
デザインとか雰囲気が気に食わないとか
文章に文字がぎゅうぎゅうに詰まっていて
読みにくそうとか。
見た瞬間、
うわっ、こりゃ読む気になれんゎ・・・
そう思われたとしたら
読んで貰えないのは当たり前ですね。
読む気を失った読者は
あなたの記事の周辺に目をやります。
そこにアドセンス広告が貼ってあれば
ひょっとしたら興味がわいて
思わずリンクをクリックしてしまうかも知れない。
それを狙って
ページを開いた瞬間に目に付く位置に
必ずアドセンス広告を貼っておきます。
読者があなたの記事を読んでくれなくても
広告のリンクはクリックされる可能性があるんです。
というより
記事を読む気が失せた分、
広告に興味が行く可能性は高まります。
タイトルや目次くらいは読んで(見て)くれる
サイトのデザインや文章の読み易そうかどうか、
ここがクリアされればタイトルや目次くらいは
読んでくれます。
で、目次というのは見出しの箇条書きのことですから
あなたの記事の要約になっているはずです。
ここを読んで興味が失せる人は
ページをスクロールすることなく
そのまま離脱します。
あなたの記事の要約(目次)を読んで
別に読まなくても良いかな、と思うわけです。
この場合も記事を書き直して
より興味のわくような内容にしていくことは
大事なことですが、記事はこのままでも
稼ぐことは可能なんですよ。
それは、
目次の直下にアドセンス広告。
目次まで読んで「もういいや」と思うわけですから
そのすぐ下に広告を貼っておくことで
クリックされる可能性は十分に期待できます。
記事の途中までは読んでくれる
目次まで読んで
お、面白そうな記事じゃん、と思われれば
読者はいよいよ記事本文を読み始めます。
こうなって初めて
あなたの記事の内容が活きてくるんです。
ここからはあなたの記事の内容勝負です。
中身の濃い、それでいて読みやすい、
さらに説明が適切で分かりやすい文章で書けていれば
最後まで読んで貰えることでしょう。
あなたがライティングに長けていて
読者をグイグイと引きつけることの出来る文章を
書くことが出来る人でない場合、
読者は途中で飽きて読むのをやめてしまいます。
何度も言いますが
読者は基本的に文章を読むのが嫌いです。
ですから文章が上手でない場合
ほぼ間違いなく途中で読むのをやめます。
最後まで読んで貰えることは希だと思った方がいいです。
だったらどうするか。
読者が読むのをやめた位置に
広告を貼っておけば良いんですよ。
さきほど目次の直下に広告を貼るといいと言いましたが
これと考え方は同じです。
ただし今回の場合、読者がどこで読むのをやめるのか、
それを正確に知るのは簡単ではありません。
読者がどこまで読んだのかは、
ヒートマップというツールを使うことで
知ることが出来ますが、そこまでしなくても大丈夫。
多くの読者は段落単位で読むのをやめます。
文章の途中で読むのをやめる人もいますが
多くの人は、読んでいる段落くらいは読み切ります。
で、次の見出しに進む前に読むのをやめるわけです。
だったら段落の区切り位置に
広告を貼れば良いんじゃね?
ということが分かります。
記事もよりますが
段落が多い場合すべての段落の区切りに広告を貼るのは
ページが広告だらけになってしまい逆効果ですから
貼りすぎはしないように。
じゃあどの段落の区切りに
広告を貼れば良いのか?
これは貼ってみなければ分かりません。
ですから貼る位置を変えてクリックの変化を確認し
最適な場所を探すことになります。
最後まで読んでくれる
あなたの記事を面白がって
最後まで読んでくれる読者もいます。
こういう読者はそう多くはありませんが
あなたのブログのファンになる可能性の高い人です。
こういう人のために
記事の最後にも広告を貼っておきましょう。
まとめ
ここまでをまとめますね。
記事を読んでくれる読者はもちろん、
読んでくれない読者のためにも
目に付きやすい場所に広告を貼っておく。
具体的には
まるで読んでくれない人のために
ページの冒頭に広告を貼る。
目次くらいは読んでくれる人のために
目次の直下に広告を貼る。
記事を読むのに途中で飽きちゃった人のために
段落の区切りに広告を貼る。
(位置は試行錯誤が必要)
最後まで読んでくれた人のために
記事の最後に広告を貼る。
こうしておくことで
あなたのページを開いてさえくれれば
記事を読もうが読むまいが広告が目に触れるわけです。
広告は露出が命ですから
記事から視線が離れたときが勝負なんですよ。
ふと記事の周辺に視点が動いたとき
そこに広告がある。
こうしておくことで収益が増えます。
追伸
今回紹介した「広告を貼る位置」は
読者が広告を見てしまうように仕向ける
有効な戦略です。
ブログで稼ぐというのは
究極的には「いかに多く広告クリックさせるか」
に尽きます。
記事内容の充実を図るのは当然のこととして
こうした広告戦略のもとにブログを運営することが
あなたの稼ぎを増やすキモになります。
ということで今回はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございました。