アドセンスは本当に副業でも稼げるのか

アドセンスなら副業で月3万円稼げます。

みたいな宣伝文句を見たことがあるでしょう?

というか、ほぼすべてのアドセンス教材は
副業で3万円とか10万円とか30万円とか
誰でも稼げるような宣伝をしています。

果たしてこれ、本当なんでしょうか。

答えは「あなた次第」です。

 

目次

アドセンス教材の謳い文句を信じすぎていませんか?

誰でも副業で稼げる、
という謳い文句を信じて取り組んで
稼げずに諦めてしまう人も多くいます。

そしてそういう人を
ちゃんと教材通りに取り組まないから
稼げないんだと、あたかも諦めた人が悪い
と言いたげな説明を繰り返す。

どうかと思いますよ、これ。

はっきり言いますね、
悪いのは教材の方です。

だって教材を見ると
記事は毎日書きましょう、と書いてある。

ほとんどの教材がそう書いています。

特にブログを始めたばかりの時は
日を開けると上位表示できなくなる
的な「半分脅し」に近いことを
書いている教材さえあります。

これは確かに間違ったことを
言っているワケではありません。

毎日のように記事を書くことで
ブログにパワーが付いてきて
上位表示しやすくなるのは事実です。

だから毎日記事を書くことは
理に叶っているとも言えます。

そして記事を書くなんて
1〜2時間あれば出来ること、
だから毎日書けるよね、って。

おいおい・・・

忙しい仕事から帰ってきて
風呂に入ってビール飲んで、
さあ記事書こう。

こんな毎日を確実にこなせる人は
毎日記事を書くことが出来るでしょうが
誰もがこういう状況ではないはずです。

会社で嫌なことがあって
腐った気持ちで家に帰ってくれば
酒の量が増えてしまうこともあるでしょう。

また、家族の問題で
記事書きどころじゃないこともあるでしょう。

ただ単に気分が乗らないことだって
あると思いますし。

さらに、私もそうですが
1〜2時間で記事が書けるかというと
とてもじゃないけど書けません。

早くても3時間、
長いと丸一日かけて書くこともあります。

そんな人が
副業で毎日記事を書き続けるなんて
はっきり言って現実的じゃありません。

 

「出来ない理由」は単なる言い訳なのか

こういう「出来ない理由」は
誰にだってあります。

すると教材にはこう書かれてるんです。

で?
みんな忙しいのは同じ、
出来ない理由を並べるんじゃなくて
出来る(やる)理由を探しましょう、って。

おいおいおい・・・

自己啓発セミナーじゃあるまいし。

出来ない理由は誰にでもあるから
それを言っても始まらないって・・・

副業ですよ?

そこまでして続けなきゃ出来ないとしたら
それは副業と呼べるレベルではありませんから。

そこまでしなければ出来ないとすれば
それを「誰でも副業で3万円」なんて
誇大広告以外の何ものでも無い。

副業という以上、
本業の傍ら、無理のない範囲で取り組める
これが当たり前のはずです。

でもアドセンスの教材の多くは
実際に購入してみるとそんなレベルでは
ありません。

本業と同等、
もしくはそれ以上の覚悟と決意を持って
取り組まなければ稼げるようにならない。

残念ながらそんな内容のものばかりです。

そしてそういう教材の販売ページには
二人の子供を育てながら取り組んで
3ヶ月で10万円達成、とか

60歳を過ぎたPC初心者の女性でも
毎月安定して稼ぎ続けている、とか

だからあなたも
副業で稼げるようになりますよ、って。

うわぁ、副業でそんなに稼げるんだ・・・

そう思って教材を購入するわけです。
あなたもそうだったでしょ?

でも何故か、
あなたはいつまで経っても稼げない。

おかしいと思いますよね。

教材の販売者たちは口を揃えて
教材通りにやらないからだ、とか
マインドの問題だ、とか

原因は購入者側にあると。

おいおいおいおい・・・

教材には責任は無いのかい?

 

稼げないのはぜんぶ購入者側の責任?

教材に書かれていることは稼ぐためのノウハウであり
その通りに実践すれば稼げるという論法、
これに問題はありません。

ありませんが、

売り方として
「副業」で「誰でも」稼げる
という部分はどうでしょう。

買ってみて教材を読んでみて
あ、こんなに実践するの無理じゃね?
って感じる人が多いことが問題なんです。

販売者たちは
出来ない理由は自分でなんとかしてください
と突き放すように言います。

出来ない理由をいくら並べたところで
いつまで経っても稼げるようには
なりません、って。

そんなのみんな分かってるんですよ。

でも出来ない理由は潰せないから
出来ない理由なんです。

それを自分でなんとかしろって、
その時点で副業で出来ると謳うのは
オーバートークと言わざるを得ません。

とはいうものの・・・

多くの教材は
そういう売り方をしているのが現実です。

つまり多くの「出来ない理由」を
捨てられない人にとってアドセンスで
稼ぐのは難しいってこと?

出来ない理由を捨てるために

家族との時間を犠牲にして
飲みたい酒を我慢して
観たいTVを諦めて・・・

そこまでしなければ
アドセンスで稼げないってこと?

多くの教材販売者はこう言います。

そんなの稼げるようになってから
嫌というほど出来るんだから
稼げるまでは我慢でしょ、って。

だぁかぁらぁ・・・

それが出来ないから
出来ない理由になるんでしょ?

すると販売者はこういいます。

じゃあしょうがないね、って。

ここまで言われれば
もう諦めた、といって投げ出す人も
出てくるのは当然ですよね。

 

販売者の言いなりになるな!

で、これまでの努力を投げ打って諦める。

多くの人は諦めた瞬間に
何もやらなくなるんですよ。

でもこれ、すごく勿体ないです。

曲がりなりにも「稼げるかも」と思って
高いお金を払って買った教材でしょ?

そのまま何もしなくなってしまえば
お金をドブに捨てたのと同じですよね。

勿体ない。

毎日出来なくても
続けてみたら良いのでは?

2日に1記事、いや週に1記事でもいいから
あなたの出来る範囲で記事を書き続けて
みれば良いと思いますよ。

実際はそれでも稼げるようになるんですよ。

当然、時間はかかりますが
それを覚悟で無理のない範囲で
続けてみれば良いと思います。

記事なんて毎日書かなくても
全然問題ありませんよ。

現に私のブログのひとつは2年で250記事で
月に3万円を安定して稼いでいますから。

2年で250記事ですから
平均すると3日に1記事です。

もちろん毎日記事を書いていたときもありますし
2週間記事を書かなかったときもあります。

ここから分かるのは
毎日記事を書かなければならないというのは
単なる都市伝説だと言うことです。

 

毎日記事を書かないと稼げない、は都市伝説?

いいんですよ、あなたの出来る範囲で。

だって副業なんですから。

副業のために自分の生活を犠牲にするとか
そしてそれを勧める教材を鵜呑みにするとか
私にはまともな人間のすることとは思えません。

教材の通りに実践するって
そこには大した意味なんてありません。

そこはあなたなりにアレンジすれば良いんです。

毎日記事を書くのが難しいなら
2日に1記事は書こうとか、
月〜金は記事を書いて土日は休もうとか、
ちょっと疲れたから1ヶ月お休みとか。

あなたのライフスタイルに合わせて
実践スケジュールは調整すればいいんです。

それでもひとつだけ守った方が良いのは
とにかく実践し続けることです。

やめたらすべてが無に帰しちゃいますから。

出来る範囲で続ける。
休みたきゃ休む。

だからとにかく続けましょう。
せっかく高い金を払って買った教材なんですから。

 

追伸

「守破離」という言葉があります。

最初のうちは教えを忠実に守り
出来るようになってきたら自分なりに
アレンジし、そして独自のノウハウに至る。

そんな意味で理解されていますよね。

この考え方はもともと
安土桃山時代の茶人、千利休が

「規矩作法 守り尽くして
破るとも離るるとても本を忘るな」

と言ったのが最初だと認識されています。

そして教え(型)を忠実に守り
会得するに至らないにもかかわらず
自分独自の解釈を加えることを
「型なし」と言うんだそうです。

ここで重要なのは
教え(型)が本当に正しいという前提です。

もしもこの教え(型)が正しくない場合、
そもそも「守破離」を守る意味すら
ありません。

で、ですが、

毎日記事を書くという教え(型)は
必ずしも正しいわけではありません。

ということはその部分まで
忠実に守り続けることはないということ。

守破離に忠実になりすぎることで
かえって実践できなくなってしまっては
それこそ本末転倒と言わざるを得ません。

そこはくれぐれも勘違い無きよう。

ということで今回はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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