あなたは人生の棚卸し、したことありますか。
人生の棚卸し？
なんだそれ？
そう思う人も多いことでしょう。
人生の棚卸しとは、
あなたがこれまで生きてきた出来事を
洗いざらい書き出してみることです。
え、なにそれ？
そんなことしてどうすんの？
私もはじめて人生の棚卸しという話を聞いたとき
同じような感想を持ちました。
そんな面倒くさい。
自分で生きてきた人生なんだから
わざわざ棚卸しなんてしなくても分かってるよ。
そんな風に思ったんですね。
で、実際にやってみると
これは凄く意味のある作業だな、
と納得しました。
具体的にどうやるのか。
簡単です。
自分が物心ついた頃からのことを
順番に思い出すだけです。
4歳のとき絵を描くのが大好きだった、とか
小3のころ、初めて漫画を買ってもらった、とか
小6で漫画を書いてみんなに見せたら大評判だった、とか。
こんな感じで小さい頃からのことを順番に
時間をかけて思い出していくんです。
すると自分では気付いていない自分が
おぼろげに姿を現しはじめます。
へぇ、私ってこんなに絵を描くのが好きだったんだ、とか
自分はこんなことに興味があったんだ、みたいに
今のあなたが忘れてしまっていることが
次々に浮き上がってきます。
特に年をとればとるほど
若いころに抱いていた夢や自分の適性みたいなものを
忘れてしまっているものです。
私もこの「人生の棚卸し」をやってみて
自分が子供の頃に絵を描くのが好きで
漫画家になりたいと思っていたことを思い出しました。
で、サラリーマン時代に
プレゼンテーション資料を作ると「センス良いな」と
周りからよく言われたことを思い出し
それって子供の頃の絵が好きだった自分と重なったんですね。
私は絵を描くのが好きだったけれど
その夢を果たすことは出来なかったが
当時培った絵心はプレゼン資料作成に生かされている。
そこから発展して
センスの良いプレゼン資料の作り方を
教えることは出来ないか・・・
なんて発想が広がっていくわけです。
あなたにもこうした
「忘れている才能」があるかもしれません。
私にはそんなの無いよ、
なんて決めつけてしまうのは勿体ないです。
私もこの人生の棚卸しをやったおかげで
忘れていた自分の「好きなこと」を
いくつも思い出すことが出来ました。
面白いもので、忘れていた「好きなこと」って、
形を変えて何かしら今の自分に活かされているものです。
それって自分では忘れているため
認識できていないんですよ。
だから人生の棚卸しをすることで
あ、自分にはこんな趣味が合ったじゃん、
見たいに次々に思い出していくことが出来ます。
さらに、思い出した出来事を俯瞰してみると
その中から自分の適性や好きなことの傾向が
見えてきます。
なんか私、食べることに執着が強い！とか
私って意外とコツコツ続けることが得意みたい、とか。
日々を忙しく生きていると
そしてそんな日々を何十年も続けていると
自分が本当は何が好きで何をやりたかったのか
忘れてしまっているものです。
それを思い出すのに
人生の棚卸しはとても効果的なんです。
もしもあなたが、
ブログに何を書けば良いか迷っているようなら
是非とも人生の棚卸しをしてみてください。
その中にきっと
あなたが書き続けられるテーマが見つかりますから。
じっくりと時間をかけてやってみてくださいね。
最初の30分くらいは
次から次へと思い出せます。
でもひと通り出尽くすと
もうこれ以上無いな、と思えてきます。
いいですか、そこからが勝負ですよ。
もうこれ以上ないと思えても
そこからさらに思い出そうと頑張ると
これがまだまだ出てくるんですよ。
まずは1時間やってみてください。
もう無理、これ以上はない、
もう苦しいからやめよう
そう思えたらひとまず終わり。
翌日、続きをやりましょう。
え、もう出ないって？
いえいえ、まだまだ出ますから。笑
1日1回、ひねり出す作業をしましょう。
せめて1週間は続けてください。
どのウライひねり出せば良いかって？
まあ数は多いに越したことはないですが
300くらいは出るはずです。
強者は1000とかひねり出していますから
あなたがどこまでやるかは自分で決めればいいです。
多ければ多いほど
その中にブログのテーマになりそうな
「忘れていた大好きなこと」が見つかります。
それがあなたのブログを
大きく稼げるものにすると思えば
頑張ってやってみる価値はあると思いますよ。
騙されたと思ってやってみてください。
欺しゃしませんから。笑
