文字以外で相手に伝わる「なにか」とは?

先日、
パソコン用のスケジュールソフトを
購入したときのことです。

このソフト、カレンダー表示が出来て
さらに日々のタスクも一緒に管理できる
なかなか優れものなんですね。

で、インストールしていざ使うぞ!

と、タスクを入力し
その後カレンダー画面で
スケジュールを入力しようとすると、

・・・あれ、なにこれ?

ちゃんと文字が入力できないんですよ。

 

目次

ダメダメなソフトの大ファンになる

英文字とか数字は問題なく入力できるんですが
日本語を打ち込もうとすると
アルファベットとカナが入り交じって
とんでもないことになってしまう。

いったんソフトを終了して再起動しても
パソコンを再起動してみても
症状は一向に改善しません。

これじゃスケジュール管理どころか
ストレス増強ソフトですよ。笑

お金を払って購入したものなので
使えない、まあ良いか、とはなりません。

ところが、
ことはそう簡単にはいかないんですよ。

このソフト、日本製ではなく
開発しているのがヨーロッパのある国なんですね。

その国はいま大変なことになっています。
まあいろいろな事情で多くは書けませんが。

そんな状況で果たして
ちゃんとしたサポートなんて
して貰えるのか・・・

それ以前に、サポートへは
日本語ではなく英語で問い合わせが
必要です。

マジか。英語できないし。

かといって泣き寝入りはしません。

翻訳ソフトを駆使して
「おーい、日本語入力が出来ないぞ」
という内容をメールで送ったところ、

なんと、翌日には返信が来ました。
その内容は、


「開発チームが積極的にアップデートを行い
ベータ版で日本語入力の修正版をリリースしました。
ちょっと試してみてもらえますか」

これ、すごくないですか?

サポートに連絡した翌日ですよ?
迅速と言うより超速対応。笑

実際に試してみると
ちゃんと日本語入力が
出来るようになっていました。

そして返信メールの最後に


「愛をこめて」

ですって。

このソフトに対する私の信頼度が
爆上がりしたのは言うまでもありません。

 

脳ではなく心に突き刺さる

お分かりでしょうか。

日本でお金を取って販売しているソフトなのに
日本語すら満足に入力できない。

そういう意味では
決して褒められたソフトでは
ありません。

しかし、ユーザーのサポート依頼に
迅速に、しかも丁寧に対応してくれる。

これだけでもう
一生使い続けます!
ってなっちゃいますよね。

さらに開発国は
普段とは全く違う状況のなか
それでもユーザーが困っているからと
ものすごい早さで対応してくれた。

はっきり言って、これ感動ものです。

私はソフトの機能や使い勝手ではなく
作り手の「姿勢」に感動したんです。

それで一気にファンになっちゃった。

 

ブログもこれと同じこと

これってブログでも
同じことが言えるんですよ。

あなたは
いかに読者の興味を引くかとか
もっと上手な文章をとか考えていますよね。

それも確かに大切な要素ですが
それだけじゃ読者は感動しません。

上手い文章を読んでも
人は納得はしますが感動はしませんよ。

あなたの「思い」をどれだけ込められるか。

下手な文章でも、誤字脱字があっても
あなたの思いが込められている文章には
読者を感動させる力があります。

感動は読者の脳ではなく
ハートに突き刺さるんですよ。

そうすると読者は
あなたのファンになってしまいます。

一度ファンになってもらえると
余程のことが無い限り
ずっとあなたのファンでいてくれます。

ファンですから、
あなたのブログに繰り返し訪れてくれます。

そんなファンが少しずつでも増えていったら
あなたのブログのアクセスが安定してくると
思いませんか?

ですからあなたがやるべきは
とにかくブログの文章にあなたの思いを
込めることです。

これでもか。

これでもか!

これでもかー!!

ってね。笑

文章が上手いヘタは二の次です。
まずはあなたの思いを込めて書く。

とにかく書く。

ひたすら書く。

そうすれば、そのうち必ず
あなたのファンが増えていきますから。

 

編集後記

よく言われることですが、
脳で理解し心で感動すると。

理解したことって時間とともに
忘れていきますが、
感動はいつまでも忘れません。

昔、保険の営業をしていた時期が
ありましたが、上司に言われたのは

 

真夏の暑い日でも上着を着ていけ、と。

 

最初私は
保険の営業たるもの、ちゃんとした
格好でお客様に対峙しろという意味だと
思っていました。

でも、全然違いました。

上司が真夏でも上着を着て行けと言ったのは、
どんな理由だったと思います?

ちょっと考えてみてください。

答えは編集後記2で書きますね。

 

編集後記 2

真夏でどんなに暑くても
客先へは必ず上着を着ていけ。

最近はパワハラとか
いろんなうるさい制限があるため
こんなことを言う上司もいないかも。

でも私が保険の営業をしていたのは
いまから20年以上も前のことですから
まだこういうことを平気で言う上司は
たくさんいました。

で、なぜ上司はこんなことを言ったのか。

実はこの言葉ともうひとつ
上司から言われたことがあります。
それは、


客に会う前に
絶対に汗を拭くな!

真夏の炎天下、上着をしっかりと着て
そして大汗をかいてもそれを拭かず
客先に行く。

上司はその理由をこう言いました。


おまえがこのクソ暑い日に
上着を着込んで汗びっしょりになって
自分に会いに来たら、

この暑いのに大変ね、と思うだろ?

こんなに汗かいて来てくれたんだから
話くらいは聞いてあげなきゃって
思うんだよ。

要は汗をかくために上着を着ていけ、と。

汗は武器になるから、というのが
上司の意図だったわけです。

でもこれも、
相手に伝わるのは「感動」ですよね。

こんなに暑い日なのに上着まで着て
汗も滝のようにかきながら
わざわざ来たのね・・・

ね、これ感動でしょ?

私はこれを実践してしっかりと
保険商品を契約していただけました。

感動は人を動かすんですよ。

ということで今回はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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