アドセンスは誰でも稼げる、とか
アドセンスなら他のネットビジネスで
稼げなかった人でも大丈夫、と言われますが
これって本当でしょうか。
こうした謳い文句に踊らされて
アドセンスを始めてみたけれど
どうにも稼げない。
実際、そういう人もすごく多いです。
あなたはいかがですか。
このメルマガを読んでいるということは
あなたも稼げていないんですね。
あなたがアドセンスを始めた理由は何でしょうか。
副業で出来るから？
しっかりと取り組めば安定した収入が得られるから？
頑張り次第で大きく稼ぐことも夢ではないから？
始めた理由としては
どれも間違ってはいません。
アドセンスは副業で出来ますし
副業で取り組んで本業以上に稼いでいる人も
たくさんいますから。
じゃあ何故あなたは稼げないのでしょうか。
稼いでいる人も
あなたのようにまだ稼げていない人も
始めたときの理由は似たようなものです。
それなのに
稼げる人と稼げない人がいる。
この違いって何だと思いますか？
バンダイナムコムエンターテインメント社長
宮河恭夫氏が自信の失敗から
学んだこととして挙げているのが
三歩先より半歩先
だと言っているのは有名な話なので
ご存知の人もいると思います。
これは宮河氏が開発担当だった1996年、
アップルと共同開発で「ピピンアットマーク」
というハードウェアをリリースしたときの話です。
夢に浮かれる前に足下を見よ
このピピンアットマーク、
今では当たり前のインターネットに接続して
使えるマルチメディア機として
大々的に売り出したのですが・・・
歴史的な大コケ！
当時はまだインターネットなんて
出始めたばかりで、世間ではほとんど
認知されていなかったため
誰も見向きもしなかったんですね。
その結果、バンダイ史上類を見ない
270億円の赤字を出したんですね。
宮河氏は
世の中はきっとピピンアットマークの
時代が来ると上層部に訴えました。
今から見れば、ピピンアットマークの発想は
時代を先取りしていたのは明らかですよね。
でも1996年当時はそれが見えていなかった。
時代を先取りしすぎてしまった
ということなんでしょう。
これから5年後、10年後には
必ずピピンアットマークの時代が来る。
そう考えると楽しいし浮かれもします。
しかしこれを事業として捉えると
5年後に売れるものよりも
今すぐに売れるものが必要なんです。
5年後に売れるかどうかも分からない状況で
夢を見ながら製品化してしまったのが
ピピンアットマーク。
コケるのは自明だったわけです。
この大失敗の経験から宮河氏は
三歩先より半歩先
という教訓を学んだわけですね。
アドセンスで稼げない人にも共通した教訓
これ、アドセンスで稼げない人にも
共通する教訓だって気付きました？
稼げない人って、
アドセンスで稼げるようになった未来に陶酔し
稼げるようになったらアレをしよう、
それもやろう、これで人生勝ち組だ！・・・って。
まだ稼げてもいないくせに。
稼げてもいないうちから
稼げたときのことに夢を膨らませる。
ある意味でこれは大事なことではありますが
その前にやるべきことを忘れていませんか？
まずはちゃんと稼げるようになること。
そこを見ずに夢ばかり見るから
行動が伴わないんですよ。
アドセンスで大きく稼げるようになって
家を現金で買うことが出来ました、とか
たしかにすごい夢のある話ですよね。
そこまでの可能性があるのは事実ですが
そこまでになるためにその人が何をしたのか。
それを見ようとしないんですよ。
もしそうだとすれば、
5年後10年後に来るであろう時代を夢見てコケた
ピピンアットマークと同じことをしている。
そのことに気付く必要があります。
三歩先より半歩先。
まずは1万円稼げるようになるために
何をすべきか。
そこをしっかりと見つめた上で
愚直にそれに取り組んでいく。
そしてそれを繰り返していくことで
徐々に稼げるようになっていくんです。
三歩先より半歩先。
目先から目を離すと
必ず足下をすくわれます。
しっかりと「今やるべきこと」を
やることです。
三歩先より半歩先。
これを肝に銘じてくださいね。
ということで今回はこの辺で。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
