実は私、サックスを吹くんですよ。
突然のカミングアウト、
こいつ何言ってんだ?
いやいやいやいや。
ちゃんと最後には
ブログで稼ぐ話になりますんで
我慢してお読みください。
やったことがある人は分かると思いますが
管楽器って自己流で上手くなるって
なかなかないんですね。
ブラスバンドとかに入って
先生や先輩からちゃんと教わり
毎日練習を繰り返して
やっとまともな音が出る。
そもそもいきなり楽器を渡されても
音を出すことすら出来ません。
まあ細かいことが割愛しますが
管楽器は教わりながら覚えるものです。
ところが私は、ある映画を見て
BGMで流れていたサックスの音色が
格好良いなと思い、
衝動的に買ってしまったわけで。
ですからブラスバンド部に入るとか
サックススクールに通うとか
そういうことは全くしていません。
1から100まで自己流です。
サックスの入門者を買ってきて
それを頼りに吹いてみても
なんだか変な音しか出ない。
それでも毎日、暗中模索で
ひたすらサックスを吹きまくっているうちに
徐々にまともな音が出始めたんです。
その間、半年以上です。
よく途中でやめなかったな、と。
で、サックスを吹くのが楽しくなってきて
大学ではジャズ研究会に入って
バリバリとサックスを吹きまくるように
なるんです。
最初からずっと自己流ですから
基本から順にサックスをマスターする
というプロセスを踏んでいません。
それでも気付けば
そこそこ吹けるようになったし
今でもサックスを吹くのは楽しいなと。
これってブログで稼ぐのと似てませんか?
ブログって副業で取り組めて稼げるらしい、
という話を聞いてやってみようと思う。
自分なりに(自己流で)ネット検索し
ドメイン取得してワードプレスを設定した。
さあ記事を書くぞ、と。
ここで立ち止まります。
さて何を書けばいいのか・・・
コレもネットで調べてみると
どうやらトレンド記事とか家電記事が
稼ぎやすいらしい。
じゃあ俺もトレンド記事を書いてみよう。
みたいなノリでブログを始めますが
10記事書いても20記事書いても
100記事書いても鳴かず飛ばず。
ううぅ・・・
やっぱ自己流じゃダメか
と思い、アドセンス教材を買ってみる。
それをみて思うこと。
自己流でやってきたことが
順序よくまとめられている。
それ以外には大したことは書いていない。
なんだ、こんなこと分かってるぞ、
教材だから稼ぐための秘訣が詰まっているか
と思ったが、自分が知ってることばかり。
そうなんですよ、
ブログで稼ぐためのノウハウなんて
その気になれば自己流でも調べられることばかり。
教材は、調べる手間暇と
実践順序を教えてくれるだけで
真新しい情報なんてほとんどない。
極論すればそういうことになります。
私が自己流でサックスを吹けるようになったように
ブログだって自己流でもそこそこ稼げるように
なるんですよ。
でもこういうことって
他のメルマガでは一切言いませんよね?
当然です。
だってメルマガなんてすべて、
最終的に教材を売るために書かれて
いますから。
自分が売ろうとしてるのに
教材の悪口を書くわけないと思いませんか?
だからブログは自己流でOK、
教材なんて買う必要はありません、
ということでしょうか。
これは半分正解で半分間違い。
先ほども言いましたが
教材には特別の秘訣とか
稼ぐための秘密なんて書かれていません。
しかし教材には
実践するための順序と注意点が
要領よくまとめられています。
だから教材をもとに実践すれば
自己流よりは短期間で稼げるようになる、
ということは確かです。
ですから時間をかけずに稼ぎたければ
教材はあなたの強い味方となります。
管楽器をマスターするのに
自己流よりは習う方が上達が早いのと
同じことですね。
ここでひとつの疑問が出てきます。
短期間で稼ぐには教材を頼る、
だったらどうして教材通りにやっても
稼げない人がたくさんいるんだろう・・・?
これ不思議に思いませんか?
実はここに落とし穴があるんです。
ほとんどの教材には
教材通りに実践すれば稼げる
とは書かれていても、
だとしてもある程度の時間がかかる、
ということが書かれてません。
一般的に稼げるようになるまで
半年〜1年くらいはかかるんですよ。
でもそんなこと
教材のどこを探しても
一言も書かれていません。
そしてあなたが教材を購入する際に
その宣伝文句に何が書かれていたか
覚えていますか?
この教材を実践した人の中には
3ヶ月で10万円稼げた人がいるとか
実践半年で100万円稼いだとか。
そういう華やかで煌びやかな実績
「だけ」が大々的に書かれていましたよね。
で、購入を迷っているのQ&Aで
この教材を実践すれば誰でも稼げますか?
という質問に対する答えは、
実践した人全員が稼げることを
保証するものではありませんが
しっかりと実践を続けた人は
稼げるようになっています、と。
この部分、ちゃんと理解していますか?
しっかりと実践を続ければ・・・
この文章のどこにも、
どれだけ続ければ稼げるようになるか
明確に書かれていません。
この答えの真意は、
稼げるようになるまで続ければ稼げるよ、
例えそれが5年後、10年後かもしれないけどね、
ということです。
これ、暗に「稼げるようになるのに時間がかかる」
ということを認めているわけです。
問題はあなたが
稼げるまでコツコツコツコツ
記事を更新し続けられますか、ってこと。
結局はどの教材も同じです。
最終的には継続するしか
稼ぐ方法はありません。
私が自己流でもサックスをマスターできたのは
飽きもせず毎日サックスを吹き続けたから。
それに尽きるんですよ。
ブログで稼ぐのも全く同じです。
稼げるようになるまで
あなたが記事を更新し続けられさえすれば
100%稼げるようになるんですよ。
そのために必要な時間は・・・
どのくらいかかるかは人それぞれなので
一概には言えません。
言えませんが、1年や2年は覚悟すべきです。
最終的にはこれが
唯一のブログで稼げるようになる方法ですから。
だとすれば。
あなたがブログのジャンルに選ぶべきは、
ずっと記事更新を続けられるもの、
これ一択です。
トレンド記事が稼ぎやすい、
家電記事は稼げる・・・
だとしても、あなたはそのジャンルで
何年も記事を書き続けられますか?
人間なんてそんなに強い生き物ではありませんから
自分に興味のないことを続けるのは
あなたが思っている以上に大変なことです。
あなたがトレンドや家電が大好きで
何年でも何百記事でも書けるという
自信がないのなら、やめておくべきです。
それ、単なる苦行ですからね。
毎回私が言っていることですが
だからこそブログのジャンルは
あなたの趣味にすべきなんです。
趣味とかあなたの好きなことなら
なかなか稼げるようにならなくても
続けることが出来るでしょ?
続けることが絶対的に必要なんですから
続けられるジャンル以外を選ぶなんて
愚の骨頂ですからね。
教材を購入して意気揚々とブログを始め
しばらくすると諦めてやめていく人は
ここが見えていないんですよ。
稼ぎやすいからトレンド記事を書こう。
・・・ん?
3ヶ月経ったけど全然稼げないぞ。
4ヶ月、まだ全く稼げない、
だんだん記事を書くのがキツくなってきた。
6ヶ月、稼げない、
もうだめだ、記事が書けない、限界。
あなたもこんな具合に
諦めたひとりじゃないでしょうか。
こうなることは最初から分かっていたことです。
だから趣味ブログなんですよ。
趣味ブログなら長続きするんですよ。
そんなに稼ぎやすいジャンルでなかったとしても
続けているうちにあなたのブログは
どんどん独自性を強めていきます。
そして徐々にアクセスが集まるように。
稼ぎやすいジャンルでなければ
そのジャンルのライバルも少ないはずですから
あなたの記事は検索上位表示しやすくなります。
気付けばそこそこ稼げるように
なっていくんですよ。
ブログで稼ぎたければ趣味ブログ一択。
私が口を酸っぱくして言い続けている意味、
ご理解いただけましたか。
多少の差はあれ
ブログで稼ぐには時間が必要です。
それを覚悟したうえで
教材を実践するならしましょうね。
追伸
若い頃、サックス以外の楽器もやりました。
ご多分に漏れず、私もギターをやりました。
でも続かなかった。
理由は簡単です。
面白くなかったから。
面白くないことって
絶対に続かないんですよ。
これってあなたも何かにつけて経験あるでしょ?
勉強にしても趣味にしてもスポーツにしても
それが好きで面白いから続けられるんです。
私の知人に東大を卒業し
某大手一流メーカーを経てアメリカの企業に
ヘッドハントされた人がいます。
この人、子供の頃から勉強が大好きだったと。
大好きなことなので
勉強するのが楽しくて仕方がなかったって。
私にはにわかに信じられない言い草ですが。笑
でも、だから東大にも入れたし
一流企業でも頭角を現すことができた。
その結果、米企業にヘッドハントされた。
こういう結果を羨む人はいますが
あなた、勉強お好きですか?
あなたには趣味を楽しむように
毎日長時間、勉強を楽しめますか?
それが出来るならあなたにも
私の知人のような人生が待っているかもしれない。
でも私は勉強が大嫌いなんですね。
そんな私が知人のようになりたくて
毎日勉強を続けるなんて、そもそもムリでしょう。
だって楽しくないもん。笑
いくら羨んでも無理なものはムリです。
ブログで稼ぐのも同じことです。
いくら稼ぎやすいからって
興味のないジャンルに手を出しても
意味がないってことです。
細かいノウハウとかを追いかけても
結局は挫折するんです。
だって続かないから。
それが分かったら
今すぐジャンルを見直しましょう。
ということで今回はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございました。