今回は、
アドセンスのジャンルを決めるときの基準を間違うと
ほぼ間違いなく途中で挫折してしまう理由について説明します。
目次
なぜアドセンスで稼げないのか
アドセンスに取り組んでいる人は数多くいますが
アドセンスでちゃんと収入を得ている人は
驚くほど少ないです。
巷にはアドセンスで稼ぐための教材が
山のようにあるにもかかわらず、
なぜか稼げない人が多いんですよね。
その理由はどこにあるんでしょうか。
アドセンスそのものが稼げない仕組みなのか、
教材が稼げるノウハウを提供できていないのか、
はたまた実践する人に何らかの問題があるのか。
あなたはどれだと思いますか?
正解は「実践する人」に問題がある、です。
というか、
それ以外の問題は大した問題ではないんですよ。
そこのところを順番に見ていきますね。
まずアドセンスについて。
実際に稼げていない人が多いのは事実ですが、
中には大きく稼いでいる人もたくさんいます。
月に7桁の収益を上げている人もいるくらいです。
もしもアドセンスそのものが稼げないなら
誰がやっても稼げないはずです。
にもかかわらず稼げる人と稼げない人がいる。
ということはアドセンスが稼げない
というわけではないことは明白ですね。
次に教材の問題ですが、
これも最近は内容がいい加減とか
再現性が低いものは少なくなりました。
中には無料レポートレベルの薄っぺらい内容なのに
有料で販売されているようなものもありますが
大半はしっかりとした内容の教材と思って間違いありません。
そうなると、
残るは実践する人ですね。
多くの人が稼げるような教材に取り組んでも
稼げる人と稼げない人がいる。
普通に取り組めば稼げるようになるハズなのに・・・
稼げる仕組みであるアドセンスに取り組んで
稼げるノウハウを教える教材に沿って実践しても
稼げないって・・・普通は稼げると思いませんか?
どうしてこのようなことになるんでしょうか?
稼げない2つの理由
稼げる仕組みと稼げるノウハウがあるのに
なぜか稼げない人がいる。
これには2つの理由が考えられます。
教材をちゃんと実践していない
ひとつ目の理由は
教材のノウハウをちゃんと実践していない。
教材を買って、いざ実践し始めるまでは良いんですが
実践の途中で別の教材やノウハウに目移りしてしまう。
こういう人が凄く多いです。
ちゃんとした教材はどれも、
リリース前に十分な時間と検証を繰り返し
高い再現性で結果が出る内容になっています。
ですからそのノウハウを身につければ
その後も長期間にわたって稼ぎ続けられる。
でも実践にはある程度の時間とか作業量が必要、
というのがほとんどの教材に共通する特徴です。
ですから実践を始めても
しばらくは結果が出にくかったりするんですよね。
それでも「続けていれば稼げるんだから」と
実践を続けていくわけですが、そんなとき
別の教材を紹介したメルマガに目が止まるんです。
その教材の紹介文には、
1日たったの15分実践するだけで速攻100万円ゲット!
とか書いてあるわけです。
冷静に考えれば
1日15分の実践で100万円が稼げるなんて
どう考えてもおかしいでしょう。
でも多くの人はこの宣伝文句に
ラクして簡単に稼げるならやってみても良いかな、
なんて思っちゃうんですよね。笑
絶対に怪しいのに・・・
そして
これまで実践してきたノウハウを放り投げ、
その怪しげな教材を購入する・・・
正直に言えば、私もこれまでに
こうした愚かな過ちを何度も繰り返してきましたが、
それで稼げたことは一度もありませんでした。
当たり前ですよね。
あなたもこういう過ちを
繰り返していませんか?
だとしたら、ちょっと立ち止まって考えてみてください。
あなたが知りたいのは
稼ぐための「ちゃんとした」ノウハウでしょう?
そんな怪しげなノウハウに手を出せるほど
あなたには時間があるんですか?
セカンドライフを悠々自適に過ごすために
必要十分な老後資金を稼ぎ続けるための
ノウハウを知りたいんじゃないんですか?
若い人なら
誤った選択をしてもやり直す時間はあるでしょう。
怪しい教材に手を出して
結局は稼げなくても、そしてそんな愚行を繰り返しても
老後まではまだまだ時間はありますからね。
でもあなたが怪しげな教材に手を出して
無駄に半年とか1年を使ってしまっても
老後が先延ばしになることはありませんから。
だから
ラクして簡単に稼げます、的な宣伝文句には
決して手を出してはいけません。
お金を損するだけでなく
貴重な時間を無駄にすることになりますからね。
自分に合わない教材をムリして実践している
ふたつ目の理由は
自分に合わない教材をムリして実践している。
これ、意外と多いんです。
アドセンスで稼ぐ教材は
当然ですが稼げるノウハウを教材化しています。
これは稼ぐことを最優先にして
そのための方法やコツを教えていると言うことですね。
ですから教材に従って実践すれば
ちゃんと稼げるようになるんです。
それなのに
そうした教材を購入して実践しても
やはり稼げない人って結構います。
その教材の多くの実践者が稼げるようになっているので
その教材を購入して実践を始めてみたけど
なぜか自分はなかなか稼げるようにならない・・・
あなたもそんな経験があるのではないですか?
どうしてそうなるんでしょう?
答えを言いますね、それは・・・
あなたがやりたいことではないからです。
やりたくもないことを「稼げるから」という理由で
一生懸命になって実践しようとしても、
実践そのものが苦痛に感じてしまいます。
以前私が購入したある教材には
「季節ネタを扱うことでアクセスが集まるし、
一度書いた記事が毎年アクセスを集めるので
お勧めです」と書いてありました。
季節ネタとは、季節ごとの行事やイベントについて
読者が知りたい内容をまとめて記事にしたものですが
これ、その時期になると結構なアクセスが集まります。
たとえばゴールデンウィークの渋滞を避ける裏技を
記事にするとか。
ゴールデンウィークに出かける人にとっては
かなり気になる内容だと思いますよね。
ですからゴールデンウィークの少し前になると
この記事には多くのアクセスが集まります。
ただしゴールデンウィークを過ぎると
パタッとアクセスが来なくなります。
まあ当たり前ですよね。
季節ネタは1年で限られた時期にだけ
多くのアクセスを集めるのが特徴なんです。
でも季節ネタをたくさん記事にして投稿すれば、
1年中アクセスが来続けるようになると思いませんか。
ゴールデンウィークのあとには梅雨が来て、
その後に暑い夏が来て、お盆、秋の彼岸、運動会・・・
1年中なにかしらネタになるイベントってあるんですよ。
これを記事にしていくと、
梅雨時の室内のカビ対策、暑い夏を涼しく過ごすコツ、
暑中見舞いの書き方のコツとは・・・
ね、どんどんネタが出てくるでしょう?
季節ごとに書いたネタがアクセスを集められれば
1年中アクセスが来続けることだって出来ちゃいます。
そして1年後には今年書いたネタが再度アクセスを集める。
ですから季節ネタでアドセンスブログを書き続ければ
それなりのアクセスが期待でき、収益も上がりやすい。
その辺の細かいコツを中心に書かれた教材をもとに
頑張って季節ネタでブログを投稿していくわけですが・・・
私には続けることが出来ませんでした。
ちゃんと稼げるって分かっているのに、
それでもこのノウハウを続けることが出来なかった。
理由は「興味が持てない」からです。
暑い夏を涼しく過ごすコツ?
そんなのエアコンの効いた部屋にいればいいだけじゃん。
そう思っている自分がいるのに、
「窓に風鈴をぶら下げておくと風が吹くたびに
涼しい気分が味わえます」
とか書くわけです。
んなワケないだろ。
風鈴がチリンチリン鳴っても
暑いもんは暑いんだよ!
自分でどうでも良いと思っていることを、
さも凄いことのように記事にすることに
苦痛さえ感じました。
そんな状態で記事を書き続けることなんて
まともな神経の持ち主なら出来っこありません。
アドセンスブログで稼ぐためには
継続して記事を書き続けることが絶対的に必要です。
5記事や10記事なら自分で興味の持てないことでも
記事に出来るかもしれませんが、
それを何年も続けるとなると話は別です。
だから
「稼げるなら興味の無いことでも書き続けられる」
と割り切れるなら良いですが、割り切ることが出来ないなら、
稼げるかどうかだけを判断基準にすることは
避けた方が良いです。
むしろ、これから運営するブログのジャンルが
書きたいジャンルか、書き続けるのが苦痛にならないか、
その辺をしっかりと見極めることをお勧めします。
あなたは既に若くない
若い人なら「何事も経験」ということで
あえて興味の無いジャンルにチャレンジすることで
新たな可能性が見えてくる、なんてことも
あるかも知れません。
でも、アラフィフ、アラ還のあなたが
興味の無いジャンルに取り組むことは
リスクしかありませんよ。
悠々自適な老後のために
アドセンスで稼ぐことを選んだんですよね。
だったらそこに
辛かったりつまらなかったりする要素があってはいけない。
だって今後もずっと取り組んでいくんですよ?
だったら楽しく出来ること。
この部分に妥協があってはいけません。
少なくともやるのが苦痛ではないものでなければ。
そこを無視して
「稼げるから」というだけで教材を選ぶから
長続きしないんです。
先ほども言いましたが、
あなたには無駄に費やせる時間なんて無いはずです。
そういう意味で
教材選びは「稼げるか」だけでなく
自分でやり続けられそうか、を選択基準に持つこと。
稼げるか稼げないか。
ではなく
やりたいかやりたくないか。
と自分に問いかけ「やりたい」と思える教材なら
その次に稼げるかを見極めると良いでしょう。
もう若くないあなたや私が教材を選ぶなら
この順序を決して間違えてはいけません。
ということで、今回はこのへんで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
編集後記
最近は音楽を聴くのに
CDを購入して聴く人って減ってきているらしいですね。
音楽は音楽配信アプリを使って
定額サービスで聴き放題というのが主流だそうです。
私もアマゾンの配信サービスを利用していますが
確かにものすごく便利ですね。
いままで聴いたことのなかったミュージシャンや
好きなミュージシャンの新作なんかでも、
いつでもどこでも配信で聴ける。
これにより、
気軽に聴いたことのないミュージシャンの曲を
聴くようになりました。
でも・・・
便利になったのは良いんですが
なんとなく物足りなさというか寂しさというか・・・
そんな感情を抱いてしまいます。
昔、私が若いころは
音楽と言えばLPレコードでした。
レコード盤を傷つけないよう細心の注意を払いつつ
ジャケットから取り出してプレーヤーに乗せる。
そしてレコード針をそぉっとレコード盤に下ろす・・・
こうしたある種の儀式とも思える所作を経て
はじめて音楽がスピーカーから流れてくるんです。
こうしたひとつひとつのプロセスは
初めて聴く音楽に対峙する際の高揚感のようなものを
嫌が上にも盛り上げてくれたものです。
それが時代の流れに伴い
レコードがCDに、そして配信へと変化してきました。
今では場所も時間も選ばずに
好きな音楽を浴びるように聴くことが出来ます。
本当に良い時代になったな、と思う反面
LPレコード時代の高揚感は失われてしまったな、と。
古き時代の高揚感を得るためのプロセスは
今の若い人に言わせれば「めんどくせぇ」
となるのでしょうね。笑