老後資金いくらあれば安心?自分に何かあったとき家族が困らない状況を確保できていますか?

今回は「死を覚悟した生き方」について
あなたに確認しておきたいことがあります。

まさかとは思いますが、
あなたは死を覚悟した生き方をしていない、
なんてことはありませんよね?

おっとビックリ!
自分が死ぬこと考えていないんですか?

え、当然でしょ、まだ人生は長いんだし
死ぬことなんかを考えるなんて無意味でしょ。
毎日の瞬間瞬間が楽しければそれでいいでしょ。

それ本気ですか?
ホントに?

まあ、そうかもしれませんね。

私も50歳になる少し前までは
死を覚悟した生き方なんて無縁でしたから。

でも50代にさしかかろうとした頃
いくつかの出来事が起こり、
否応なしに死を覚悟した生き方をすることになりました。

これからその頃の話をしますね。

 

目次

人って簡単に死んでしまう

もう10年以上前の話ですが、仕事から帰った私に妻が
「大学時代のSさんから電話あったよ」と。

もう何年も連絡すらなかったSからの電話。

なんだろう、と思いつつ
私はSに電話をかけました。

もしもしS?
久しぶり、元気にしてた?
電話くれたって聞いたけど、どうしたの?

Sは受話器の向こう側から次のように言いました。

実はTさんが亡くなったんだよ。

Tさんとは大学時代の1年先輩のサークル仲間です。
社会人になってからもしばらくは頻繁に会っていた
サークル仲間の中でも仲の良かった人です。

そのTさんが亡くなった・・・

Sから話を聞くと、2週間ほど前から咳が出るようになり
風邪かなと思っていたが良くならない・・・
そしてそのまま良くなることなく亡くなってしまった、と。

当時、Tさんはまだ50歳になったばかりでした。

お通夜に行ったとき、
Tさんはまるで寝ているような穏やかな表情で
お棺に横たわっていました。

傍らに奥さんと二人の子供・・・
ひとりは中学生の男の子と、もうひとりは小学生の女の子。

Tさんは普通のサラリーマンですし
家も住宅ローンで購入していたようです。
そんな状況ですから貯蓄もたいしてなかったでしょう。

Tさんの奥さんは
住宅ローンの返済と二人の子供をかかえて
これからどうやって生きていくんだろう・・・

その後Tさん家族がどうなったのか
そこまでは知るよしもありませんが、当然ながら
彼らの人生はTさんの死によって大きく変わってしまった。

そのことだけは確かです。

で、なんで私がこんな話をしているか
お分かりですか?

これはあなたにも、あなたの家族にも
起こり得る出来事だということなんです。

 

あんなに元気だったのに、なんで?

もうひとつ。

これも数年前の話です。
私がまだサラリーマンをしていた頃の出来事です。

私と同年代の同僚が土日に釣りに出かけ、
帰ってきて調子が悪いと寝込んだそうです。

そして月曜、その同僚は会社を休みました。

健康が取り柄というスポーツマンの同僚でしたから
会社を休むこと自体、珍しいことでした。

ところが同僚は火曜も水曜も休み。

そして木曜日、
同僚の奥様から上司に入った連絡によると
体調が戻らず意識が朦朧としてきたため入院したと。

そして同僚は翌週に亡くなってしまいました。

聞くところによると、
肺炎が悪化して多臓器不全になり亡くなったとのことでした。

あまりに突然のことでしたので
職場でみな呆然としたことを覚えています。

同僚も50代前半でした。

人って、あっけないくらい簡単に死んでしまいます。
特に中高年以降はさまざまな病気のリスクも高くなるため
ちょっとしたことが原因で亡くなることも珍しくありません。

その時、残された家族がどうなるか考えたことがありますか?

 

あなたに何かあったとき家族はどうなる?

日本人の平均寿命は男女ともに80歳を越えているため
多くの中高年はまだまだ先のことと思いがちですが、
それは単なる数字のマジックですからね。

すべての人が80歳を超えても生きているということではない。

70代で死ぬ人もいるし60代や50代、
時には40代で死ぬ人だって少ないながらもいるでしょう。

人間なんていつ死んでもおかしくないんですよ。
特に中高年になれば、それはなおさらです。

私の大学時代のサークル仲間やサラリーマン時代の同僚のように
50代で亡くなるケースも決して珍しくないんです。

私は大学時代のTさんのお通夜で
奥様の途方に暮れたような表情を今でも忘れられません。

あのときの奥様はTさんの死を悼む気持ちも然ることながら
これからのことに茫然自失になっていたのではないでしょうか。

あなたは自分の奥さんや家族にこのような思いをさせないと
自信を持って言えますか?

あなたが明日死んだとして、
家族はあなたの死を悼む以外に経済面で困ることはないと
言い切れますか?

であれば何よりです。

でも、経済面で家族を路頭に迷わせてしまうかもしれないと
少しでも思うのなら、何らかの手だてを打つ必要がある・・・
そう思いませんか?

手だてといっても、何が出来るのか?

そう思いますよね。
だってあなたは毎日、家族のため自分のために一生懸命に
仕事をこなしているわけですから。

毎日朝から晩まで仕事をして
土日は疲れ果ててぐったりしている・・・

そんな状態で、私にいったい何が出来るのか。

ごもっとも。
でも、あえてあなたに言いたい。
何を悠長なこと言ってんだ、って。

いまあなたに何かがあってこの世を去らねばならなくなったとき
あなたの家族が路頭に迷うかもしれないっていう状況なのに
自分に何が出来るか分からないって、おかしいでしょ?

ホントに分からないなら
血眼になって出来ることを探すのが普通じゃないですか?

それなのに自分は毎日仕事して疲れ果てているから
もうこれ以上出来ることなんてないって、マジで言ってる?

まあ本当に疲れ果てているのかもしれません。

でも、そんなあなたにひとつ質問があります。

「俺に何かあって明日死んでも、知っての通り蓄えはない。
でも俺は毎日仕事で疲れ果てているから
これ以上蓄えを増やすことは出来ない。
だから俺に何かあったら後はおまえが何とかしてくれ」

と、奥さんに言えますか?

あなたは奥さんと結婚するとき
おまえを幸せにする、一生おまえに苦労はさせない、と
言ったのではないですか?

あれは嘘でした、って奥さんに言えますか?

これ、人ごとじゃないですからね。
もっとリアルに考えなきゃいけない、
あなたの人生にとって最重要事項ですよ。

もちろん、今の仕事を辞めて
もっと実入りの良い仕事に転職するなんてことは
現実的ではありません。

でも、今のあなたに出来ることはあるはずです。

 

今のあなたにも出来ること

平日、会社から帰ってきてからの1〜2時間を使うだけで
少しずつでも収益が積み上がっていく仕事があれば
取り組んでみる価値はあると思いませんか?

1日の作業時間が1〜2時間、しかも在宅で出来て
続けていくにつれて少しずつ収益が増えていく。

今まで酒を飲んでお笑い番組に笑い転げていた時間を
少しだけ減らして、仕事をする時間を捻出することで
取り組める仕事・・・

それが私が常々お勧めしているアドセンスです。

アドセンスはあなたが運営するブログに記事を書き
そのページに広告を貼ることで広告収入を得るという仕事ですが、
あなたが書いた記事に読者が集まるに従い収益も増えていきます。

そしてあなたの記事が面白く価値のある内容なら
将来にわたって多くの読者に読まれ続けるようになります。

つまりあなたの記事が読まれる限り
その記事に貼られた広告が読者の目に触れることで
収入が発生し続けるということですね。

これ、あなたにとって貴重な「資産」だと思いませんか?

サラリーマンの収入はあなたが定年退職すればその後はゼロです。
なぜならあなたの労働が収入を生んでいるからですね。

退職すれば労働がゼロになり収入もゼロになります。

でもあなたのブログに投稿した記事は、読まれ続ける限り
収益を生み続けるわけです。

今日あなたが書いた記事が5年後も読者に読まれていれば、
5年後にあなたが何をしていても収益を生んでしまうんです。

分かりますよね、この違い。

 

副業で資産収入を築く

アドセンスで得られる収入は
労働収入ではなく資産収入なんです。

資産収入が毎日1〜2時間の作業で、しかも副業で得られる。

そしてあなたの頑張り次第で
この資産はどこまでも大きくしていくことが出来るんです。

ここでもう一度、先ほどの言葉を思い出してみてください。

「俺に何かあって明日死んでも、知っての通り蓄えはない。
でも俺は毎日仕事で疲れ果てているから
これ以上蓄えを増やすことは出来ない。
だから俺に何かあったら後はおまえが何とかしてくれ」

この言葉は次のように変化しますよね。

「俺に何かあって明日死んでも、知っての通り蓄えはない。
でも俺は毎日仕事から帰ってきて副業に取り組んでいる。
この副業は俺が死んでも入り続けるものだ。
だから俺に何かあっても心配しなくていい」って。

でも奥さんは冷ややかな目であなたを見ています。

この人が頑張っているのは認めるけど
ホントに大丈夫かしら・・・
だってまだほとんど稼いでいないのに心配するなって・・・

いいじゃないですかそれでも。

だってあなたはこれから少しずつ
収益を増やしていくんでしょう?

収益が増えてくれば
奥さんの眼差しは絶対に変わりますから。
まあ、増えなくても別の意味で変わりますけどね。笑

だから途中でやめちゃいけないんです。

途中でやめたら思いきり舐められます。
とことん馬鹿にされます。
これ以上ないくらい軽蔑されます。

「結局あなたはいつだって口だけなのよ」って。

だからあなたがアドセンスに取り組むなら
しっかりと収益が出るまで続けましょうよ。

やることは単純明快です。
毎日ひたすらブログに記事を書く。
そしてそれを収益が積み上がるまで続ける。

これだけです。

この私にだって出来たんですから
あなたに出来ないはずがないんです。

ということで、今回はこのへんで。
最後までお読みいただきありがとうございました。

 

編集後記

先日ちょっとショックなことがありました。

愛車を点検に持っていったときに、待っている時間を利用して
ショールームに展示してあるクルマを見ていた時のことです。

ご存知と思いますが、
ショールームには最新のクルマが何台も展示されています。

で、1台のクルマに目が留まります。

このクルマ、スポーティセダンで車高が低く、
すごく格好良いんですよ。

展示車ですから、自由に運転席に座ったりして
自分がそのクルマのオーナーになったことをイメージして
ニヤニヤしたりできます。

ご多分に漏れず
私もその展示車のドアを開け運転席に乗り込みました。

そしてコックピットの操作をひと通りしてみて
やっぱり新車は良いなぁ・・・なんて思いつつ
展示車から降りようとしたところ、

あれ、うまく降りられないぞ・・・

着座位置が低すぎて
スッとスムーズに降りられないんですよ。

降りるのに「どっこいしょ」って感じで
足を踏ん張って、ドアを掴む腕に力を込めて立ち上がらないと
降りることが出来ない・・・

このコロナ禍で私の体力が著しく低下したのも原因でしょうが
それよりなにより、ジジィにはこの展示車のような
車高の低いスポーティなクルマはもう無理だという。

それを実感してしまった瞬間でした。

でも別にショックじゃないですよ、全然(少しショックかも)

まあ次に買い替えるならスポーティセダンじゃなくて
車高の高いSUVタイプのクルマだな・・・
それなら乗り降りは問題ないだろうし。

クルマの好みはかくの如く
無理やり変化していく・・・

という具合に
日々老いさらばえていく過程を楽しんでいます。

・・・まだギリギリ50代ですが。笑

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