4月のびわ湖イングリッシュガーデンはチューリップとバージニアストックやラッセル・ルピナス、パンジーやハーブ類等の寄せ植えや、ユキヤナギやノースボール、西洋シャクナゲ等、4月に見頃を向かえるガーデン内の花を画像と共に紹介します。
チューリップと可憐な花の寄せ植え
4月になると草花が活動し始めますが、街路を賑わすに暫くかかりそうですね。
春の爽やかさにピッタリで街路に先駆けて見頃になった草花たちです。
チューリップとバージニアストックの寄せ植え
イングリッシュガーデンに入って直ぐに目に飛び込んで来るのが、ピンクのチューリップと小花が群れ咲くバージニアストックの寄せ植えです。
最初の画像がピンクのチューリップと白や紫のバージニアストックです。
アブラナ科の植物で花が咲いている期間も長く、花壇やコンテナ等、春の寄せ植えにピッタリの花です。
チューリップと忘れな草の寄せ植え
ピンクのチューリップを引き立たせている青い花が、ワスレナグサ(忘れな草)です。
植え付け後、水分を切らさなければ早く成長するのでコンテナの寄せ植え向きです。
花の色は、青に黄色や白等もあり、色あいを考えて寄せ植えする楽しみがあります。
チューリップとカレンデュラ
真っ赤なチューリップと黄色のカレンデュラは目にも鮮やかな色あいです。
カレンデュラは別名キンセンカとも呼ばれ、オレンジや黄色、ピンク等の種類と花の大きさも様々あります。
チューリップとラッセル・ルピナス
赤いチューリップの奥に、ピンクの花穂が立ち上がっているのがラッセル・ルピナスです。
赤、ピンク、オレンジ、黄色、紫、青、白等の色が有り、フジに似た形状の花がビッシリと並ぶ花穂でそそり立っている事から、別名ノボリフジとも呼ばれています。
イングリッシュガーデン内のあちこちで見かけられますが、丈夫な品種で日当たりや水はけの良い場所を好むため、育てやすいのではと思われます。
チューリップとラナンキュラスの寄せ植え
赤いチューリップとオレンジ、白のラナンキュラス、ノースポールやパンジー等、鉢の寄せ植えです。
鉢の寄せ植えが花が咲いてからの寄せ植えか球根での寄せ植えかは分かりませんが、ラナンキュラスやチューリップを球根から寄せ植えするのは、バランスが難しいかも知れません。
紫のチューリップ
紫のチューリップで囲まれた区域は、これから伸びようとする新芽が多く見られます。
紫のチューリップが引き立ち、出揃っていない花ををカバーしています。
チューリップと水仙
白やピンクのチューリップの奥には、ブラーフォックスと呼ばれる水仙が群生しています。
ブラーフォックスは黄色とオレンジ色が対比する大きな花びらで、水仙類が咲く季節の最後に相応しい華やかさでした。
4月に咲くガーデン内の花たち
ユキヤナギとラッセル・ルピナス
画像は、純白のユキヤナギをバックにピンクのラッセル・ルピナスやガザニア?たちが映える寄せ植えです。
ユキヤナギとラッセル・ルピナス以外は花の名前が分かりませんが、ユキヤナギが背景画像の様にピンク色で独特の花を引き立たせています。
紫や白のガザニアらしき花もユキヤナギと対比して映えています。
ガザニアは別名、勲章ギクと呼ばれる種類が豊富なキク科の花ですが、マーガレットの様でもあるので、キク科の花としておきます。
ユキヤナギとラッセル・ルピナスの画像をトップに選んだのは、イングリッシュガーデン内の4月に咲く花の中で私が一番のお気に入りだからです。
ラッセル・ルピナスの寄せ植え
背景が緑のラッセル・ルピナスの寄せ植えは、ユキヤナギが背景の寄せ植えと花の種類に大差は無いのですが、背景が変わるだけで雰囲気も変わります。
立体的で自然なガーデンコーナー
イングリッシュガーデンは自然林を活かしたり、あまり手を掛けず自然風に見える演出がされる事が在りますが、平面的なコーナーが多い中で、唯一、築山風に立体感があるコーナです。
ラッセル・ルピナスや皇帝ダリアが観られるコーナーです。
カレンデュラ(キンセンカ)
カレンデュラはキク科の花で別名、キンセンカやトウキンセン、ポットマリーゴールドとも呼ばれ、仏花に使われたり品種改良により大きな花もあり、オレンジ、黄色、ピンク等の色が在ります。
秋に種から植え付けると画像の様に群生して咲かせる事が出来ます。
ローズマリー
ローズガーデン内にかなり前からある古木のローズマリーです。
これまで、立体的なガーデンコーナに更に古く太い幹のローズマリーが植えられていたのですが、伐採されたのか確認できませんでした。
私も3種類のローズマリーを鉢植えで管理していましたが、生育が旺盛で、根張りが強く、剪定を繰り返しても鉢では限界を感じ、庭に植え替えました。
ローズマリーの独特の香りを虫が嫌うため、アブラムシや他の害虫には一定の効果はあると思いますが、庭でもバラや他の植物に影響が出るほど根が張らないか心配です。
ツゲのノットガーデン
イングリッシュガーデンでは、ツゲで型どったシンボルマーク等の模様が在りますが、花やハーブを模様の周囲に植える事で模様が映える工夫がされています。
ツゲが新緑に変われば更に模様が映えてきます。
ノースボール(クリサンセマム・ムルティカウレ)
ノースボールもキク科の仲間で白い花のバルドーサム、黄色い花のムルチコーレ、カリナタム(ハナワギク)などが在ります。
コンパニオンプランツとして寄せ植えに人気の花です。
白い花はハマギクやマーガレットと似ていて、画像だけでは見分けが難しそうです。
西洋シャクナゲ
日本シャクナゲは山に自生する自然の品種ですが、西洋シャクナゲは品種改良され色の種類も多く、花も見応えが在ります。
西洋シャクナゲの花は4月~5月、これからが見頃になります。
まとめ
4月のびわ湖イングリッシュガーデンで咲くチューリップや見頃を向かえるガーデン内の花を画像と共に紹介しました。
寄せ植えを楽しむ方も多いかと思いますが、近くの植物園等で自分好みの色あいや品種の組み合わせを確認するのも参考になるかと思います。
チューリップと共に引き立つ花たちでした。
5月になれば、ボタンやフジ、アヤメやクレマチスから300種3.000株のバラが一斉に咲き始め、ガーデン内が一変、豪華で華やかなフラワーガーデンに変貌します。
園芸好きの方は是非一度、(私の庭?へ)お越し下さい。