平等院鳳凰堂の見どころ!拝観料や歴史を簡単な豆知識を交えて紹介!

平等院鳳凰堂 観光

平等院鳳凰堂の見どころは阿字池対岸から見る鳳凰堂の美しさと存在感、阿弥陀堂の内部拝観です。拝観料は平等院境内入場券と鳳凰堂内部拝観料に分かれます。阿弥陀如来像の特徴や歴史的背景、境内の見どころや藤の見ごろ等、簡単な豆知識を交えて紹介します。

平等院鳳凰堂は2014年に大規模修理がされ、56年ぶりに創建当時の姿が甦りました。
創建当時の姿と平安の彩り、池に映える景観、極楽浄土の別世界の見どころを画像と共にご覧下さい。

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平等院鳳凰堂の見どころ

十円玉の鳳凰堂や1万円札の鳳凰像で有名ですが、あまり興味もなかった修学旅行時代とは違い、歴史的建造物や仏像に興味を持つ今は阿字池対岸から見る鳳凰堂の美しさと存在感は言葉もない位、感動する瞬間でした。

平等院鳳凰堂の見どころを体験で感じた感想とともに紹介します。

  • 甦った創建当時の姿と平安の彩り
  • 池に映える景観
  • 鳳凰堂内部の来迎絵図や菩薩群
  • 優しいお顔に癒やされる阿弥陀如来坐像と飛天群
  • 阿字池対岸からの阿弥陀如来坐像の拝観
    中堂正面上部の丸窓から阿弥陀如来のお顔を拝観できます。
    特に、太陽の光が射し込む午前中、後方に夕日が沈む、朝夕が見どころです。

続いて詳しく紹介します。

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平等院鳳凰堂の歴史的背景や豆知識

平等院鳳凰堂の歴史

千年前の平安時代に嵯峨天皇の子供、源融の別邸として建てられ後に藤原道長が所有し、子の頼通に譲り、頼通が寺としたのが平等院で平等院に阿弥陀堂として建立したのが平等院鳳凰堂です。

正式名称は平等院阿弥陀堂で、建物が翼を広げた霊鳥、鳳凰に似ている事や、屋根に設置された一対の鳳凰像で、江戸時代から鳳凰堂と呼ばれる様になりました。

中堂と左右の翼廊、後方の尾廊からなる鳳凰堂は、西方にある極楽浄土の姿を建物の形で表し、東向きに建てられています。
阿字池対岸から中堂正面の格子戸越しに阿弥陀如来坐像が拝観できます。

鳳凰堂修理の概要

金色塗り鳳凰像
56年ぶりの平成の大規模修理では、主に鳳凰堂の外部が中心です。
総檜造りの鳳凰堂の柱、扉、垂木等の木部は丹土(につち)と呼ばれる赤褐色で光沢を抑えた塗料が塗られています。

御所の白木造りに遠慮して使用されたと言われる紅がらの顔料に似た色合いです。
屋根瓦の葺き替えには、光沢を抑えた古色仕上の瓦が使用され、中堂屋根上両端の鳳凰や金具部分は金色塗りです。

撮影可能な外観が主で撮影が禁止されている中堂内や国宝類は現況状態ですが、阿弥陀如来坐像は平成16年から修理事業が進められています。

平等院鳳凰堂の拝観料と拝観時間

平等院の拝観料
平等院境内入場券 :600円
平等院境内拝観時間:8:30~17:30
平等院境内入場券で鳳凰堂内部以外の拝観ができます。

鳳凰堂内部拝観料 :300円
鳳凰堂内部拝観時間:9:50~15:50

鳳凰堂(阿弥陀堂)中堂内部拝観

鳳凰堂(阿弥陀堂)中堂
鳳凰堂、本尊の阿弥陀如来坐像、中堂内の飾り(荘厳)全てが国宝です。
内部拝観は人数制限(1回20人)のある、入場時間指定(20分間隔)の拝観券を購入して拝観します。

2名の係員のガイド(監視)付きで拝観出来ますが、土足厳禁、手で触れたり、写真撮影は禁止されています。
平橋を渡り、北側翼廊内で靴を脱ぎます。
以後、歩行可能部分にミザラが置かれ他の部分は竹のバリケードがあり、拝観部分と区別されています。

中堂の扉部分の入り口は20センチほどの段差があり、杖をついた高齢者や足腰の弱った中高年拝観者が多いので無意識に柱部分に触れてしまいます。
それでも注意されますが、拝観料を払う以上、柱を保護するか、簡易の手摺を設置する等の配慮があっても良いのではと思いました。

阿弥陀如来坐像

中央の本尊は像高約2.84mの阿弥陀如来坐像です。
仏師、定朝作の木造寄木造りで15の部材(パーツ)の組合せで構成され、最も古い寄木造りの仏像とされています。

極楽浄土で伏し目がちに瞑想にふける様子を表している阿弥陀如来坐像は、仏の本様と呼ばれ、腹の前で両手を重ね、如来の悟りの境地を表す、弥陀の定印(みだのじょういん)は指先まで繊細に表現されています。

阿弥陀如来のお顔には、拝観する人の心を穏やかにする笑みをも感じる事ができます。
阿弥陀如来坐像、光背の周縁部には、透かし彫りの雲烟(うんえん)の中央部に大日如来、左右に12体の飛天が並んでいます。

中堂内部

内部の壁上部本尊の南と北には、雲の上で楽を奏でる雲中供養菩薩像が26体飾られています。
52体の内、26体は取外し平等院の総合博物館、鳳翔館ミュージアムで展示されています。

本尊を取り囲む扉は檜の板で作られ、内部は阿弥陀如来の来迎する様子が描かれています。
北側の扉が開放され上品上生図を観る事ができます。

平等院鳳凰堂へ京都駅からのアクセス方法

平等院鳳凰堂への京都駅からのアクセス
電車でのアクセス
JR京都駅から奈良線に乗車→宇治駅下車(京都駅から約15分)→平等院鳳凰堂へ(徒歩で約15分)

京阪電鉄宇治線、宇治駅下車→平等院鳳凰堂へ(徒歩で約15分) 

車でのアクセス
宇治橋通りや大津南郷宇治線に近く便利です。
ただ、平等院南側に駐車場が僅かにありますが駅周辺で駐車場を探し、徒歩で訪れるのが無難です。

平等院鳳凰堂境内の見どころ

平等院鳳凰堂と枝垂れ桜
平等院の阿字池対岸から鳳凰堂を望む景観には丘陵地を利用して、他の建造物が目立たぬ様配慮されています。
しかし、境内には鳳凰堂を取り囲むように見どころの拝観場所が数多くあります。
そんな、平等院境内の見どころも紹介します。

平等院はどの宗派にも属さない単立寺院で境内にある、浄土宗の浄土院と天台宗系の最勝院が管理しています。
鳳凰堂のシンメトリー(左右対称)な建造物も平等な思想を表してる様に思えます。

境内を彩る樹木

平等院境内では、季節に応じた草花や樹木が鳳凰堂とマッチした景観を作り上げています。

藤の見ごろ

表門(北門)近くに2箇所の藤棚があり、5月上旬には樹齢約280年の藤の花が見ごろを迎えます。
只、年によっては、枝整理のための剪定の影響で花房が付かなくなる時もあるそうです。

草花や樹木

4月には桜、特に枝垂れ桜が鳳凰堂を引き立てています。
5月から藤、ツツジ、さつき、水蓮、ハス、もみじ
秋からは紅葉、山茶花、椿などが見ごろです。
又、発掘された1粒の種子から奇跡的に開花した平等院蓮が話題になりました。

平等院境内の貴重な建築物

観音堂

観音堂
表門左手、藤棚のそばに観音堂があります。
まとまりのある建物は国の重要文化財になっています。

法橋徳応のニ天像、不動明王像が安置されています。
中に入る事は出来ませんが、ニ天像と不動明王像は近くで拝観出来ます。

最勝院

平等院塔頭2ヶ寺の1つで天台宗寺門派聖護院末です。
本堂は不動明王を本尊とする不動堂で 隣接する地蔵堂は地蔵菩薩坐像が安置されています。

源頼政の墓

すぐ横手には源頼政の墓地があり、5月には頼政忌が行われます。

浄土院

浄土院
平等院の塔頭2ヶ寺の1つで浄土宗のお寺です
阿弥陀如来立像や帝釈天立像が安置されています。

養林庵書院には障壁画があり狩野山雪が描いたとされる雪景山水図や籬(まがき)に梅図、花卉(かき)図があります。
羅漢堂

浄土院境内にある羅漢堂は建立当時そのままに保存され、鏡天井に描かれた龍は彩色良く保存されています。
格子越しに天井の龍がはっきりと確認できます。
沢山の漆喰仏像も安置されています

平等院ミュージアム鳳翔館

平等院ミュージアム鳳翔館
平等院の宝物博物館、鳳翔館は庭園の景観を損なわない様、地下構造でありながら、自然光を意図的に取り入れた最新鋭の建築物です。
入場してすぐにコンピュータグラフィックスによる復元映像で鳳凰堂が紹介されます
以後、順路に添って展示中の国宝や重要文化財を間近に見学出来ます。

展示中の国宝

  • 梵鐘
    天下の三名梵鐘の一つで鳳凰堂南の鐘楼に架けられていました。
  • 木造雲中供養菩薩像26体
    鳳凰堂中堂に飾られていた52体の内の26体です。
  • 鳳凰1対
    鳳凰堂中堂の屋根の両端に向かい合って置かれていました。
  • 鳳凰堂中堂扉画8幅の復元図
    現存する最古の大和絵風九品来迎図

重要文化財、宇治市指定文化財

十一面観音立像、伝帝釈天蔵、地蔵菩薩立蔵等の仏像類
仏像ファンは興味津々になります。

その他

平等院古図や発掘出土品が展示されています。

まとめ

平等院鳳凰堂の見どころや拝観料、平等院の歴史や境内の見どころについて紹介しました。

平等院鳳凰堂は千年も前の仏師や絵師、庭師、宮大工などの技の集合体が芸術的景観を作り上げています。
甦った平等院鳳凰堂の見どころは沢山ありますが、歴史的背景を少しは理解していた方が何倍も拝観が楽しめます。

又、平等院境内にも見どころが沢山ありますが鳳凰堂内部を拝観される前に鳳翔館を見学される事をおすすめします。
理解が深まり、鳳凰堂内部拝観がより興味深く拝観できます!

5月、6月のツツジやさつき、新緑や秋の紅葉シーズンは一番の見どころになります。
是非、鳳凰堂内部拝観と併せて、境内散策を楽しんでみて下さい。

この記事が地元再発見!平等院鳳凰堂拝観のきっかけになれば幸いです!

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